【ギター】 アーチトップ・ギター とは 【種類】

アーチトップ・ギターとは!?
こんにちは。久保文明です。
今回は『アーチトップ・ギター』という言葉について、書いていきたいと思います。
アーチトップ・ギターとは……
トップ板が中央に向かって、丸くふくらんでいるギターのことです。
フラットトップ(いわゆる普通のギター)との大きな違いは、
サウンドホールが中央に丸く空いているのではなく、
アルファベット小文字の『f(あるいはS)』の形をしているところです。
それらは『fホール』、『Sホール』と呼ばれます。
バイオリンに似ていますが、それと同じ構造なのです。
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【アーチトップ・ギターの歴史】
アーチトップ・ギターは、
約100年前、エレクトリックを必要としなかった時代に、
バンド・アンサンブルの中でより大きな音を出すことを目的に作られました。
当時の演奏する場所は、それほど大きなホールはなかったため、
ギターにエレクトリックほどの音量は求められませんでした。
【アーチトップ・ギターの分類】
当時は、
●アーチド・トップ・ギター
●フル・アコースティック・ギター
●ピック・ギター
などと呼ばれていました。
現在はピックアップが搭載されていないアーチトップが、ピック・ギターとも呼ばれます。
ピック・ギターはピックアップがないため、
分類上はアコースティック・ギターとなります。
【アーチトップギターの構造】
アーチトップギターは、トップ板を曲げるのではなく、
『分厚い板を内側と外側から削ってなめらかなアーチを形成する』という、
手間のかかった作り方をされています。
フラットトップとアーチトップの最大の違いは、
フラットトップがボディからネックまで『真っ直ぐ』なのに対して、
アーチトップはボディとネックに『角度が付いて』います。
また、内部はブレイシング(力木)がないため、
フラットトップよりもボディ全体が響きます。
しかし、フラットトップのように音が前に出る感じではないのが特徴です。
フラットトップに比べ、あたたかみのあるまろやかな音がすると言われています。
ボディはやたら大きいです。
特に『ギブソン:スーパー400』というモデルはとてつもなく大きなボディです。
その後、時代はエレクトリックへ変わり始めます。
そして、ギブソンのアーチトップにもピックアップが搭載されます。
しかし、ピックアップを搭載し、アンプから音を出すようになると、
ボディの大きさゆえハウリングが発生します。
このため、アンプのセッティングがとても微妙で、
演奏中もアンプの方を向くとハウリングが発生するという問題がありました。
そのハウリングを抑えるため、
ボディサイズの小さいESというシリーズが発売されます。
ESとはエレクトリック・スパニッシュの略です。
『抱えて弾けるギター』という意味だそうです。
このESシリーズは、現在は通称『フルアコ』と呼ばれています。
『フルアコ』や『セミアコ』など、色々な用語がありますが、
その特徴も一緒に調べていければと思います。
それでは、今日はこの辺で……。


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