【Martin】 バックパッカー ミニサイズ 【マーティン】

ギター界のスマートフォン!? マーティンの『バックパッカー』!
こんにちは。久保文明です。
最近スマートフォンの調子が悪く、買い替えが必要になってきたようです。
スマートフォンブームが始まる少し前から、ブーム初期の頃に買ったのですが、
それから数年、スマートフォンも随分と進化しているのだと思い知らされました。
あんな小型のボディに、まるでパソコンのような機能を持つものまで様々で驚きです。
そんなスマートフォンですが、ギター界にもスマートフォンのように小型ですごいヤツがいます。
その名も【Martin】 マーティン 『バックパッカー』です!
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■アコースティックギター
■バックパッカー/スチール弦タイプ
■トップ:ソリッドスプルース
■サイド/バック:ソリッドトーンウッド
■ネック:ソリッドハードウッド
■指板:ソリッドインディアンローズウッド
backpack……。『背負う』ものという名を冠しているこのギター。
最大の特徴は、見てもわかる通り、その大きさにあります。
『小さい』のです。一般的なギター、ドレッドノートサイズなどと比べて、圧倒的に小さいです。
では、冒頭でも言った『スマホじみた魅力』とはなんなのでしょうか。
それを語るには、アコギのそもそもの魅力を思い返す必要があります。
アコースティックギターという楽器は、以下のような特徴があります。
・コードだけでも簡単な伴奏、弾き語りができる。
・メロディ、フレーズを弾いてのソロも可能。
そして何より電源がいらず、気の向くままに歌いたい時、ふと何か弾いてみたいと思った時に、
すぐにパッと手に取って、『その時の弾きたい気分』そのままに弾くことが出来る楽器です。
音の良さや、好き嫌いはメーカーやギターによってありますが、
弾きたいと思った新鮮な感情、意欲を減衰させずにすぐ弾ける『お手軽さ』こそ共通した魅力ではないでしょうか。
しかし、そんな『お手軽さ』に矛盾した難点があります。
僕は現在タカミネのアコギを自室で保管していますが、予想以上に場所をとります。
そうです。アコギは意外に大きいのです。
アコギは、電源に頼らないというその性質上、ボディが大きく、厚いのです。
スタジオや倉庫があれば苦労はしませんが、それではせっかくの『お手軽さ』が発揮されません。
さらに旅先などはどうでしょう。
ドレッドノートなんかを持ち歩くのは相当骨が折れます……。
『弾きたい気持ち』の新鮮さはとても大切だと思います。
『思い立ったが吉日』とよく言いますが、弾きたい時に弾くのが最も楽しいと感じます。
ここで登場するのが『バックパッカー』です。
この『バックパッカー』は、長さを見ると一般的なアコースティックギターと比べて軽く10cmは短くて、
その厚さ、実に約半分以下。非常にスリムなボディで、アコギの大きさで室内を圧迫しません。
そのスマートさは、収納場所を取らないうえに、弾く時も場所を選びません。
つまり…………
・いつでも手に取れる場所に置いておける。
・弾きたい時にさっと弾ける。
という、アコースティックギターの魅力をこれでもか、というくらい持ち合わせています。
心配なのが、皮肉なことにその大きさ。
電源に頼らないアコギの音量は、理論上そのボディの大きさに比例します。
つまり小さなバックパッカーは、その比例関係上、大きな音が出ないということなのです。
理論通り、このギターは、軽く弾くととても小さな音しか鳴りません。
メリットとしてとるなら、防音が不安でも、夜間の練習などに使えることでしょうか。
しかし、マーチンはその歴史とクオリティで軽々と理論を超越してきます。
しっかり弾くと、その大きさからは予想もつかない、大きな音が鳴ります。
さすがはアコースティックギターの老舗メーカー。
マーティンの本領発揮ですね。
『バックパッカー』……『背負う』という言葉を持ったギターは、
もちろん持ち歩くのに非常に便利です。
旅先で弾きたい時に。旅行の道連れに頼もしいギターです。
見た目以上に小さく軽く、しかし通常のギターと同じような感覚で弾けるフルスケールのフレットを装備。
16フレットまでありませんが、一般的なアコースティックギターの演奏音域としては満足なのではないでしょうか。
小さいのに高性能。まさに『ギター界のスマートフォン』です。
いかがでしょう、マーティンのバックパッカー。
小型ということの長所を持ち、その短所をマーティンというメーカーがカバーする……。
ドレッドノート並の音量を期待してはいけませんが、
それは小さなスマートフォンに大型PCの処理力を期待することと同じです。
それでも、このお手軽さは非常に魅力的ではないでしょうか。
『山椒は小粒でもぴりりと辛い』と言います。
それを考えると、バックパッカーは『ぴり辛』ではなく『大辛』かもしれません(笑
それでは、今日はこの辺で……。

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