遮音?? Dr??

スタジオ作りで重要になってくるのが『防音』です。
今回はその防音について書いていきたいと思います。
防音には種類があるこということを、前記事で書いたと思います。
『遮音』と『吸音』です。
まずは『遮音』から書いていきたいと思います。
『Dr値』『D値』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
僕はありませんでした。
『スタジオを作るぞー!』となって、始めて目にした言葉です。
これらの言葉は、遮音性能を表すときに使用されるものです。
前にも軽く触れましたが、
そもそも遮音とは大雑把に言うと『音を跳ね返す』ことです。
外に音を漏らしたくない場合、この『遮音性能』の高い壁で
囲えばいいのです。
音源から出た音は、壁で跳ね返り、外へ逃げることはありません。
その壁の持つ、音を跳ね返せる量を数値化したものが、
『Dr値』もしくは『D値』です。
この2つは名前こそ違いますが、同じものと捉えていいそうです。
これからは『Dr値』で統一しようかと思います。
これに対して、音源からでる音……
つまり音量は『dB(デシベル)』という数値で表します。
『Dr』VS『dB』といったところですね。
一般家庭からでる音量は、60dB程と言われています。
古き良き時代を描いたような映画で、
隣近所の家族団欒の笑い声等、生活音が聞こえてくる描写が
よくあります。
それくらいと僕は考えています。
ではその家を、Dr-60の壁で囲ってみましょう。
『Dr-60』VS『60dB』ですね。
この対戦の計算は、こうします。
(Dr-60)-(60dB)=0です。
もっと簡単に言えば、
(音漏れを防ぐ壁の力:60)-(音量:60)=(外に漏れる音:0)
となります。
つまり、これで隣近所に音が聞こえることがなくなる訳です。
これがもし、Dr-10の壁だったら、
(Dr-10)-(60dB)=-50となり、
50dBの音が外に漏れるということになります。
厳密に言うと、音の周波数やら何やらで数値は変わりますし、
完全防音なんて出来ないと思います。
ピアノ教室等の防音壁や防音ガラスに耳を当てれば
音は聞こえますしね。
なので、あくまで大雑把な参考程度にお考えください。
ここまでの情報を調べてみて、僕は疑問が出てきました。
『dB、Drとは言うけれど、それは実際どの程度の音なのか』
音を言葉で表現することはとても難しいです。
なので、普段出会うような実際の音に当てはめてみたいと思います。
dB: 例
10: ほぼ無音
20: かすかに聞こえる。シャープペンで書く音等。
30: すこし聞こえる。着衣時の衣擦れの音等。
40: 30dBより強く聞こえる。少し強めの人の呼吸音等。
50: まあまあ聞こえる。エアコンのファンの音等。
60: 日常の生活音等。
70: けっこう大きい。掃除機等。
80: 大きい。道路の近く等。
90: うるさい。パチンコ店内等。
100: うるさい。地下鉄構内等。
110: かなり近くで自動車クラクションを鳴らされる等。
120: 空港の極近く等。
130: 落雷等。
このような感じになります。
これは距離にも影響しますので、
楽器を同じ室内に置いた場合、どの程度の音量になるのか、
改めて考える必要があります。
今回はこれくらいとさせていただきます。
次回以降で、楽器がどの部分に当たるのかも含めて、
書いていければと思います。
それでは。

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